大垂水峠から南高尾山稜、高尾山口駅

奥多摩・高尾・陣馬

前回の記事では暗い話をごめんなさいー!

幸い早期発見(ステージⅠ)ということで、目に見えるレベルの悪いものは1か月前の手術で全部取ったので、今はほぼ普通の人並みに元気です。手術跡は普通に温泉入っても他人に凝視されないくらい自然です!

ただ、来月からは目に見えないレベルのがん細胞をたたき、再発や転移を防ぐために抗がん剤治療を始めるので、その間はどれだけ山に行ける元気が出るのかは治療を始めてみないとわからないのです。めんどくさーい。

まあその辺はさておいたとしても、どうしても在宅勤務中心になってるので少し体力は落ちてるのは確か。

3連休の最初の2日は髪が抜けること前提でウィッグ探しに費やしてしまったので、最終日くらいは軽めの山歩きに行こうかと思い、まあ高尾山にしようかと思ったら大変な状況みたいですね、大混雑。

悩んだ末に、いつか行ってみたいと思っていた南高尾を訪れることにしたのはいいのですが、大垂水峠のバス停へのアプローチは高尾山口駅から。積んだ。

寝坊したのもあって始発は間に合わず、高尾山口駅1005発のバスを目掛けて電車に乗ったら、かつて見たことがないような高尾山口駅構内の混雑ぶりよ。トイレに長蛇の列。…ううん、清滝駅にもトイレあるよ?

密ぶりにびびりながら、改札を通ってバス停に到着。ちょっと列はできてるけど混雑するほどではないことに一安心。

駅前は大混雑。

並んでいた多くの方も大垂水峠で下車。ただ、この辺は高尾山方面へ向かう人と私のように梅の木平に向かう人で分かれてほどよい感じ。

てっきりマイナーな道だと思っていたのですが、しっかりと整備されているし、すれ違う人もぽつぽつと。

ただ、ちょーっと閉口したのはトレランの多さよ。まあ、コース的にトレラン向きだとは思うのですがね。すれ違う時はソロハイカーを尊重してほしいかな。

トレランを否定する気はないのですが、多人数でノーマスクで激しい息をしながら挨拶はやめてほしい。環境負担も大きいしね。ハイカーとトレランとのよいバランスが確立されるといいなと思います。

大垂水峠が最高地点でここから下るだけと思ったのですが、なかなかそういうわけにはいかず。さらにしばらくの間は森の中なので、自然を楽しめる反面、開ける場所を歩けるスカッと感は足りない。

だいたいこんな感じ。

そんなこんなしてるうちに開けてないピーク、中沢山に到着。ここには観音様がおわします。正面からは恐れ多いので、背後から。

さて、ここからが見どころです!

このルートで一番開けている展望ポイント!丹沢方面の景色が楽しめます。ベンチもあってくつろぎポイント。

ここからは森の中ふたたび。しかも細かくアップダウンがあって結構きつい。

ただ、ところどころにいい感じの休憩ポイントが。ザックをかける木があるとか他ではなかなかお目にかかれません。

ほんと最後までアップダウンがきつくて、トレーニングにはうってつけかも。標高差の数字よりずっときついルートかもです。

まあでも大混雑を避けて静かに歩けたこのルートはほんと貴重ですね。楽しかったです!

高尾山口駅の近くではきれいな紅葉の紅葉も楽しめました。

コメント

  1. 旦那 より:

    少人数だと道を譲ったり譲られたりが容易ですけど、大人数だとグループ側の配慮が必要ですよね。
    年末は雪があれば武尊山予定しています。