こんにちは・・・げほげほ。
GWの後半から先週までずっと風邪を引いて寝込んでおりました。
せっかくの10連休が台無し。
10日以上経った今でもまだ咳が出ている始末です。
その原因が3日に訪れた那須岳でした。
雲取山から帰ってきて2日。
身体がなんとなく冷えている感じが続いているのですが風邪というほどではないのでテントを乾かしたりのんびり自宅で過ごしておりました。
でもせっかくの10連休、もうひと登り行きたいよねー!ということで。
前半の雲取山でテント泊はもういいやと思い、後半どこに行こうかなーとリサーチ。
GWなので高速バスを避けて、鉄道でアプローチできる場所、かつ普段の週末だとちょっと日程的に厳しそうな場所を…と思ってヒットしたのが那須岳でした。
普段は使わない新幹線を使えば登山口に9時頃にアプローチできる=渋滞の影響なし、ということで新幹線の空席状況をチェックするも余裕。
ということで当日。
東京駅6時20分発の新幹線で目指すは那須塩原。
さすがにこの時間の新幹線はガラガラ。
この車両、私しかいません。
さすが速いぞ新幹線。
那須塩原には7時32分に到着。
駅前から那須ロープウェイ行のバスに乗り込み、揺られること1時間半ほど。
結構遠いね。
9時前に那須ロープウェイ山麓駅に到着!
一瞬、ロープウェイに乗りたい誘惑に駆られましたが、なんとか煩悩を振り切って登山口へと進むと、いきなりの雪道。
軽アイゼンつけるほどではないけど、足がとられてちょっとうっとおしい。
そう思いながら10分ほど歩くと登山口に到着。
登山者カードに記入して、いざ出発。
登山口からしばらく進むとまた雪道になりますが、そのうちなくなります。
その代わりに強い風が吹きつけてきます。
そんな中、峠の茶屋跡避難小屋手前のトラバースはちょっと緊張。
慎重に歩いて無事通過。
峠の茶屋跡避難小屋に着く頃には身体が傾くぐらいの強風に見舞われます。
周りでは何人もが帽子を飛ばされていました。
さて、ここが分岐点です。
事前の計画では朝日岳に行ってから茶臼岳に登って下山する予定だったのですが、正直この強風で行くべきか否か。
しばらく考えた結果、予定通りに朝日岳を目指すことにしました。
理由は天気自体は快晴で気温も低くないこと。
しかし、そこから雪渓トラバース2連続。
ちょっと判断を後悔しましたが、トラバースに道を作っているお兄さんにアドバイスを受けながらなんとか通過しました。
(アドバイスは谷側に突くポールのゴムキャップを外すこと。確かにそのとおり!)
その後は道自体はさほど難しいポイントはないのですが(鎖場とかはある)、とにかく風が強くて身体がやばい方向に持っていかれないように緊張しながら進んだので普段よりえらく疲れました。
まあ、この時ほど自分の体重の重さに感謝したことはないですね。
小柄で華奢な女性なら大変なんじゃないかなあ。
なんとか朝日岳山頂に到着。誰もいなくて独り占め。
苦労して来た甲斐があって、素晴らしい360度の眺望!
そして再び避難小屋に戻ります。
もう正直茶臼岳行かなくてもいい気分になっていたのですが、さすがにそんな訳にもいかず。
しかしここも風が強い。
山頂に近づくにつれて増える人、人。
まあ、茶臼岳はロープウェイから歩いて来れるのでね。
山頂標の写真を撮るのに順番待ち。
あまりに人が多いので、早々に退散。
ロープウェイで下山しようかな…とも思っていたのですが、きっと混んでるだろうし、歩いて下ってもこの行程ならすぐだし、と思い、さっさと下りました。
さて。下山後の楽しみはなんといっても温泉。
那須湯本で途中下車して、訪れたのは鹿の湯。
なんでも那須湯本といえばこの鹿の湯は絶対に外せないんだとか。
脱衣所に入ってびっくり。
脱衣所と浴場が扉や壁なしに続いてる!
洗い場は石鹸類は使用禁止で、身体をお湯で洗い流すだけ。
湯船はなんと5つ。そして全部湯温が違うのです。
低い順から41度、42度、42.5度、44度、46度。
42.5度の湯船だけが大きくて、それ以外は4人が入ればみっちりなサイズ。
実際は42.5度の大浴槽の温度はもっとぬるかったです。39度くらいしかなかったのでは。
46度だけは勇気がなくてチャレンジできませんでしたが、それ以外は入りました。
ほかほかになって、再びバスに乗車。
そこからはさすがにGW、那須高原エリアで渋滞が続きました。
かなり遅延して黒磯駅に到着して宇都宮で下車。
小腹が減ったので餃子をと思い、人気店「餃天堂」に並んだのが運の尽き。
なんと3時間待ち!
これで身体が冷えて風邪を引いたのだと思います…。
でも待った甲斐がある美味しさでした。今度は混雑しない時期を選んで再訪したいと思います。
2019/05/16追記
朝日岳山頂で撮影した360度動画ですー。
風の音がうるさくてごめんなさい!
コメント