190914-15仙丈ケ岳・甲斐駒ヶ岳 2日目

テント泊

2日目は朝4時に起床。よく寝たー!
外はまだ真っ暗です。
天気が心配でしたが、空を見上げると起きた当初は雲が空を覆っていたのですが、時間が経つにつれてオリオン座をはじめとした星々がキレイに見え始めます。よかったー。

辺りもちらほら稼働し始めている感じ。
朝は弱いのでのんびり支度をして、5時に出発。

仙水峠方面からスタート。

出発してほどなく、先に出発した人が何人か連なっています。まだスタートして間もないし、朝も早いしで、しばらくおとなしく着いていくことにします。辺りも暗いですしね。
30分ほど歩くと仙水小屋に到着。

仙水小屋の周りにもテントが点々と張られています。

小屋を過ぎてしばらくすると、岩場が広がります。

この辺りから人もばらけて自分のペースで歩けていい感じ。
そして昨晩はたっぷり眠ったおかげで前日に比べて出だしから身体も軽い!

出発から1時間弱、仙水峠に到着。朝日がキレイ!

昨日の時点ではどうなることかと思いましたが、今日も天気に恵まれましたね。

まあでも辛いは辛いですけど。2日連続で1,000m標高を上げるのはきついよう。

出発から2時間、ようやく駒津峰に到着ー。
でもまだ六合目なのね。。。心が折れそう。。

物凄い美しい雲海が眼下に広がります。本当にこの連休は天気に恵まれました。今シーズン1ですね。

いよいよ山頂間近。直登か巻き道か選べます。私は巻き道で。

花崗岩が浸食されて丸みを帯びた道。ちょっとSFぽい。

これ登るのかあ。。。早く山頂に着きたい。

出発から3時間半、ようやく山頂に到着ー!長かったーーーー。

山頂からの景色は少し雲がかかっているものの、きれい。
がんばった甲斐がありましたねえ。

景色も満喫したことだし下山します。
しかし、途中ちょいちょい登り返しがきつい。駒津峰までひいひい言いながら戻ってきます。

ここから予定では双児山経由で下りるはずだったのですが、もう1ミリも登り返したくなくて、来た道をそのまま戻ることにします。

仙水小屋で水をがぶ飲み。冷たくてうまーい!
仙丈ヶ岳と違って、途中水場がないので生き返りました。

長衛小屋へは11時30分前に到着。
まずはテントの撤収を始めます。天気がいいおかげでグラウンドシートまでしっかり乾燥できました。
片付けが済んだので、あとはバスに乗るだけ。
その前にビールと昼食だー!

腹ごしらえをすませると、まだ12時半ですが、13時10分発のバスを目指して北沢峠へ。
混んでいることを想定して早めに移動しておきます。
北沢峠に到着すると、番号がかかれたベンチに荷物を置くよう案内されます。
私は18番目くらい。24人揃ったらバスを出しますとのこと。

ほどなくして24人揃い、13時10分よりもずっと早くバスは出発。ほんとありがたいです。
戸台口(仙流荘)には13時30分くらいに到着。伊那行のバスは14時58分発なので時間はたっぷりあるので、仙流荘で日帰り入浴を楽しみます。

2日間フル稼働したおかげで身体は汗だく。生き返りましたー!

伊那行のバスは混むことなく、快適。高遠駅で乗り換えて、伊那からさらに高速バスに乗り換えて東京に戻りました。
途中ひどい渋滞で2時間遅れての到着には閉口しましたけどね。連休にバスは避けるべきでした。

【総括】

この連休はパーフェクトな天気に恵まれた最高の2日間でした。
2日間で標高差1,000mある2座を登るのは今までで一番自分にとってはハードな行程で、どちらか1日でも天気が悪かったら、やーめた!とまではさすがにしないとは思いますが、テンションはぐっと下がっただろうなと思います。2日間登り通すことができたのは天気のおかげですねー。

(ただあまりに完璧すぎたので、もう一度来ようと思えない気が・・・)

今回の行程で縦走も出来そうな自信が湧いてきましたが、個人的にはそこまで頑張りたくない気も半分。仕事のストレス解消には1日山歩きくらいで十分なんですよねー。
でも1泊以上しないと行けない山もたくさんあるからなあ、ともやもや。
まだしばらく答えは出ないかな。ゆっくりこれからのことは考えていきたいです。

とにかく今年の夏山はこれで終了でいいかな、こんなパーフェクトな連休で〆るの最高じゃないですか(今週末どうしよう……)。

秋からはまた関東周辺の山を中心に歩き回る予定です。

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