涸沢カールに到着するまではこちらを読んでくださいね。
連休初日だし予定よりもずいぶん早く到着(10時半)したおかげでまだ全然空いてますよ。
岩だらけの場所で少しでも良さげなところはないものか、と探してたらあった!
一ヶ所だけ岩のない平地!しかもちょうどソロテントサイズ。
岩だらけなのでコンパネをレンタルできるみたいだけど、こんな好立地でも必要かな?
さっさとテントを設営して持参のマットを敷いて寝転がってみても大丈夫っぽい。
いや、ほんと絶妙の好立地なのでは?
無事拠点を確保したことだし売店に行きますか。
お目当てはもちろん生ビールとおでん!
いやあ、最高か。
ウェブで何度も見たこの光景を自分が経験できるのは本当にうれしい。
飲食スペースはウッドデッキにテーブルが並んでいて素敵なカフェ。
日本でここより標高の高い絶景カフェってあるんですかね?
涸沢カールの標高は2300mなので、あるかもですね。行ってみたいですねえ。
スイスのツェルマットってこんな感じの絶景が広がる街なのかなー。ツェルマットはちゃんとした街?村?だからさらにホテルとかお店とかあるはず。これまた行ってみたいなあ。
難点はというとケータイの電波はほぼ届かず。ま、構いません。
ただひたすら景色を眺めます。飽きませんねえ。
さて、昼が近くなったので、米を炊きます。
前回の瑞牆山で失敗したメスティンでの炊飯に再挑戦。ただし今回はガスバーナー。
ようやくOD缶用のバーナーを買いました。調べた中で軽量で着火装置がついているsnow peakのギガパワーストーブ “地” オートをチョイス。
着火装置つきで90gと軽量ですし、なんといってもスノーピークですからね、信頼性は高しです(といってもほとんどスノーピーク商品は持っていないわたし。だって高いんですもの)
固形燃料ではないので火加減に少し迷いましたが、家で2回ほど炊いていたおかげで、蓋の隙間からの吹きこぼれ具合と匂いで大体火力の調整はできました。
ちょっと水分が残ったエリアもあるけど、問題なし。
なぜならおかずはフリーズドライのカレーで、ここに白米を投入するだけだから。
アマノのフリーズドライカレー初トライでしたが美味しい!
ヤングコーンやカボチャの食感がきちんとあってうまうま。
あとはひたすらまったり。
ケータイ繋がらないのでオフラインでこのブログを書いてます。
たまに顔を上げると360度の絶景よ。
日差しがあるおかげでダウン一枚羽織れば寒くないからテントの外でのんびり過ごします。
それにしても今後の予定はどうしますかね。
本当は横尾からの涸沢で2泊するつもりだったけど、そのまま涸沢に来てしまったので、1泊で帰るか2泊するか迷う。
ただなあ、思ったより早く涸沢に着いて(着いたのは10時半前、5時間弱で来れた!)、このブログを書いているのは15時。
昼のきれいな涸沢は満喫しちゃった気がする。
電波のないここであと1日過ごすのはちょっとだるいかも。
ああ、体力さえあればここから北穂高岳か奥穂高岳に行けたのになあああ。日程的にはもちろん、昨年の体力があれば余裕で行けたのにいい。
うっかり行かないようにわざとヘルメットは置いてきたのは正解でしたね。
ということで、明朝下ろうかな。
そのためには早朝起きてモルゲンロートを見なければ。
あ、ちなみに混雑時のテント泊の受付(14時開始)は並びますよ。
私は受付はすぐに終わらせてお酒飲んで酔ったらさっさと寝たいので、10分前に受付の小屋に行くと、先人がひとり。
待ってます?と声をかけるとyesとのこと。
さっさと終わらせたいですよねーと話しかけると、うんうんと。同類ですね。
待つ間、明日の予定をお互い話していたら受付開始。
あっという間に終わりました。
その後は通りかかるたびに行列。
この時間に到着したならともかく、14時前に着いているなら開始直前に小屋に向かうことをおすすめしますよ。。
ちなみに14時の時点ではレンタルのコンパネはなくなってました。
あ、あとサボリーノのさっぱり落とシートの実力を見せつけられましたよ。
実は今日、クレンジングを忘れたんですよ。登るには日焼け止めを塗らざるを得ないのですが、どうやって落とそう?と困ってたのですが、さっぱり落としシートは顔のクレンジングまで引き受けてくれる!
シートは大判なのでその後は身体を拭くのに十分。さっぱりしました。
さて、午後になるとすっかり賑わってきました。
トイレの近くには喫煙スペースと自動販売機が。
ここでハイボールを買って晩酌に備えます。
テントも増えてきましたね。
うーん、いい天気。
ほろ酔いで早々に眠りについたみたいです。写真残ってませんわ。
さて、宿泊した感想です。
結構寒かったです。シュラフカバー持ってきて大正解。それでもちょっと寒いくらいでなんとか耐えられるくらいでしたが、あとあと考えるとレインウェアをあと一枚羽織ったほうが幸せかもですね。ただ風邪ひくほどではありませんでした。
ただ、ハイボールを飲んだおかげで夜中にトイレに立ちました。
あとは、地面が固かったなー。地面の凹凸は気になりませんでしたが、クッションはちょっと足りなかった。朝までに身体が痛くなりました。
さて、明けて朝。5時を過ぎた頃から辺りが賑わってきて自然に目が覚めました。
空模様は微妙。
トイレを済ませてテントに戻りぼんやり朝食の支度をし始めると、モルゲンロートが!
正直、曇っていて太陽が見えないままの微妙な感じでしたが、一応赤くなったね?
本当に一瞬のことでした。
さて、今日の朝食は、昨日炊いた白米の残りにフリーズドライの親子丼の素をぶっかけます。
おともはセブンイレブンで買ったフリーズドライのふかひれスープ。
ちょっと卵かぶってるけど、美味しそう!
普通に美味しかったです。なんといっても冷えた身体にとろみのあるふかひれスープは最高。
その後は、淡々と出立の準備をして、7時に下り始めます。
昨日より天気がすぐれないのでテンションはいまいち。
1時間で本谷橋へ。
2時間で横尾へ。
そしてここからが辛かったです。なんといってもひたすら平らなこと。
変化がなくて飽きる、飽きる。ここからあと2時間はほぼ平坦なところを歩き続けないといけないんですよね?!
平坦が余計辛い。修行な気分でひたすら歩きます。
11時に河童橋に到着。いつもの混雑ぶりよ。
小梨平キャンプ場は再開してました(予約制とのこと)。気持ちよさそう!いつか泊まりたいです。
11時半のバスで新島々経由で松本へ。連休2日目だし、午前だしということで混んではいませんでした。
この時間だと日帰り入浴も始まっていないのでね。帰ります。
新島々からは電車で松本へ。割引があるので、松本までの切符は上高地バスターミナルで買いましょうね。
松本駅では待ち時間に、駅ビルの「松本からあげセンター」で昼食をと思ったのですが行列が。
断念してテイクアウトすることにしました。山賊焼きとももから揚げ。
山賊焼きはご当地グルメらしいです。山賊焼きもめっちゃおいしかったですが、それよりもモモのから揚げ、絶品!もう少し買えばよかったあ。
ま、松本にはこれからも何度も来るでしょうからまたの機会に!
【行程&費用】
2020年9月18日(金)
2235新宿西口
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2020年9月19日(土)
0520上高地バスターミナル
1日目 山行 4時間30分 休憩 16分 合計 4時間46分
0534上高地バスターミナル-0614明神館0614-0658徳澤園0658-0742横尾0745-0831本谷橋0845-0943Sガレ0943-1022涸沢ヒュッテ泊
2日目 山行 3時間57分 休憩 6分 合計 4時間3分
0658涸沢ヒュッテ-0720Sガレ0720-0803本谷橋0807-0857横尾0857-0943徳澤園0943-1027明神館1027-1059河童橋1059-1104上高地バスターミナル
1130上高地バスターミナル
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1235新島々
1248
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1317松本
1420松本バスターミナル
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1738バスタ新宿
【費用】
さわやか信州号(新宿-上高地BT):8,200円
上高地トイレ:100円
テント泊:1,000円
おでん:1,000円
生ビール:1,000円
ハイボール:500円×2=1,000円
上高地→松本:2,500円
松本→新宿:3,800円
合計:17,600円
コメント
「うっかり行かないように」って用意周到ですね(笑)。来週末その気になっても登れるようにメット持って行ってきます!
わあ、来週末ですか!紅葉きれいだといいですね。メットお忘れずに(笑)