二週連続の三連休の一週目。
今回金曜深夜のバスを確保できたのは、戸台口行き。
そう、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の拠点、北沢峠方面への玄関口です。
正直なところ、予約したはいいのですが、あまり気乗りがしませんでした。
なぜならこれまで2日連続たっぷり歩く行程をやったことがないからです。
1日歩くだけで十分楽しい。2日なんて疲れるしお腹いっぱい。
でも、北沢峠に行くからには甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、両方行かないなんてもったいないですよねえ。。。
身体持つかなあ、と不安になりながらバスに乗り込みます。
バスは予定より随分早い4時半頃に到着。
辺りは真っ暗。
まずは北沢峠行きのバスに並ぼうとすると、なんと!物凄い長蛇の列!
え、これ100人とか余裕でいるんじゃ……というレベル。
係りの人の指示を受けて列にザックを置き、乗車券を買う列に並びます。
乗車券を購入し、トイレなどを済ませて列に戻ります。
この先どうなるんだろう?と不安な気持ちになったのも束の間、北沢峠行きのマイクロバスが続々やって来ます。10台は軽く超えてましたね。
そしてあまりの人数のためか、バスは始発時刻の5時30分を待たずにどんどん出発します。
私が乗車できたのは5時18分くらい。
北沢峠には6時15分くらいに到着。
早速、今日明日の拠点となる長衛小屋に向かいます。と言ってもあっという間に着きます。
それにしてもすごい数のテント!
受付をして空き場所を見つけてテントを張ります。
小さいテントなので、それほど探し回らずに済みました。
設営が終わったらすぐに出発します。
この時点で7時。バスが早く着いたお陰で早く出発できてありがたい!
初日に向かうのは仙丈ヶ岳。
出だしから1時間くらいはいつも身体が重い。
深夜バスで身体が浮腫むせいがたぶんにある気がします。
前の日に飲まなきゃマシなんでしょうけどねえ。。。つい。
大滝ノ頭を過ぎた頃から森を抜けて視界がひらけてきます。
そしてこの日は雲ひとつない快晴!
どこを見渡しても気持ちのいい景色が広がって気分が上がります。
まあそれでも辛いですがね。
ひいひいいいながらやっと小仙丈ヶ岳に登頂。
もうすでに周りは絶景。
ここでこのレベルなんだから仙丈ヶ岳の山頂からの景色はもっとすごいはず、がんばれ、自分。
しかし仙丈ヶ岳はまだ遠い。。。
途中途中で景色を撮りながら身体を休め、なんとか山頂に到着!
期待通りのキレイな景色が360度。
これ以上ない好天で完璧。
たっぷり景色を満喫して下ります。
仙丈小屋の水場のお水は冷たくて気持ちいい!
この先は馬ノ背ヒュッテ、藪沢小屋ルートで下ります。途中小さな滝や沢が気持ちいい。
しかし、後半は今までにないくらいの眠気に襲われます。
まあ、行きの深夜バス、4時間ちょっとしか乗ってないので、まあ睡眠不足ですよね。
足を踏み外すと危険なので、普段よりペースを落として慎重に下ります。
なんとか13時前にテント場に帰着。
疲れたあーー。
まずは何がなくとも、生ビール!
生ビールがいただけるのはありがたいですねえ。
がんばった自分を労って、ひと心地ついたところで、昼食作りに取り掛かります。
といっても凝った料理なんてしません。
この日はレトルトカレーとアルファ化米でカレーです。
疲れた身体にカレーは滲みますねー。
昼食を終えたらテント内の設営や、荷物の整理をします。
さて、ここでさらにビール!
テント場脇の沢であっという間に冷えました。
バス停からすぐにテント場があるお陰でいつもより荷物をたくさん持ってこられる、ならばビールは必須ですよね。
のんびりしながらビールを飲んだらあっという間に眠気が襲ってきました。
そんな中空を見上げると、雲がかかり始めます。
明日の天気は大丈夫かな、と不安になりますがここは携帯が完全に圏外なので、確かめることができません。
天気が悪かったら甲斐駒ヶ岳登るのやめよっかな!という考えが頭をよぎります。
そうこうしている内に、おそらく15時前には寝落ち。
18時くらいに起きましたが、眠くて夕食を作る気にならず、スナックを食べて再び眠りに着き、この日は終了。
翌日に続く!
コメント
[…] 前回の仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳の後から3連続出張がありまして。1本目の海外出張で冷房にやられて風邪を引いて、体調不十分で2本目の国内出張、その数日後に海外出張(欧州3か国)でへろっへろになっておりました。しかも新人連れでこれがまあ最悪。一人で行った方がどんだけマシだったか。。。 […]